佐賀県勢の足跡

佐賀県でホッケー競技が始まったのは佐賀国体誘致の機運が高まっていた1967年。ホッケー協会が設立され、国体での上位入賞に照準を合わせた強化が始まり、伊万里商業高校に男女のホッケー部が誕生した。
県内の高校では唯一の部として、現在も活動を続けている。

「未普及競技」ゆえ、活動が始まった当初は、県内に練習相手がいないばかりか、ホッケー専門の指導者がいない状態だった。それでも、地道な強化の成果が徐々に表れ始め、佐賀国体開催を3年後に控えた1973年、九州総体で伊万里商男子が頂点に立ち、女子とともに全国アベック出場を成し遂げた。

 「九州一」となった男子チームの快進撃は止まらず、1回戦で瑞陵(愛知)に6-0と快勝する。2回戦も完封勝ちし、3回戦では皆野(埼玉)をペナル ティーストローク戦の末破りベスト8。準々決勝では九州勢の樋脇(鹿児島)に0-2で敗れたものの、飛躍のきっかけをつくった。

1976年の佐賀国体では、男子が準決で天理高校に逆転勝、決勝では敗れたが準優勝の成績、女子も5位と自信をつけた伊万里商業高校。翌年は女子が大活躍を見せた。1回戦をペナルティーシュート戦でものにすると、準々決勝は大会3連覇中の強豪・岐阜女商(岐阜)を下し初のベスト4。現在でも県勢の最高成績として輝く。

その後は、思うような成績が残せず女子は1994年、男子は1995年を最後に全国総体から遠ざかっていたが専門の指導者を招き、2002年に少年女子(伊万里商業高校)が本国体へ出場、2005年の千葉総体は久々に男女アベック出場を果たした。

1999年にOBの子供らを中心にスポ少が活動を開始、地道に力を付けた子供たちは伊万里商業高校へ進学し、男子が2009年、2010年、2011年と九州大会3連覇を達成した、また初の九州3冠も手にした、佐賀国体以来の実に35年ぶりに本国体へ出場を果たし、堂々の4位の好成績を残した。
また、伊万里商業女子も2011年には22年ぶりとなる九州大会を征し、伊万里商業史上初となるアベック優勝を成し遂げる。その後も2012年2013年と九州総体3連覇を達成する、また2016年には2回目のアベック優勝を成し遂げた。また少年男子、成年女子と九州ブロックを制し岩手国体へ出場し入賞を果たした。

今後も活躍が大いに期待される。

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